懐かしの萌えアニメのようだ-超可動ガール1/6-2話感想
懐かしの萌えアニメはほとんど見たこと無いが…
だから何に似ているかという話は難しい。無理やり当てはめるなら鋼鉄天使くるみ?
それもちょっとおかしいか。
1話を2回見ており1、承認欲求のために良い感想ばかり読んでいたのでかなりバイアスがかかった状態で2話を見ている。具体的には3Dモデルは最高に美しく、表情の豊かさは他の3Dモデルアニメの追随を許さず、ノーナchangは宇宙一かわいいと思って見ている。
で
2話だが、ノーナちゃんと各地をお出かけした写真の数々から始まる。うらやましい。フィギュアオタクやドールオーナーは毎晩こういう夢を見ていることだろう。
そしてお風呂!生まれたばかりの某所によると原作はもっとキワドかったらしいが(画像なし)、dアニメ版は湯気で真っ白であった。しかし、主人公はすぐ近くでノーナが裸になってるのに、見ようとする素振りがない。
こういう主人公の分別のある行動やその心持ちが好きでたまらない。最初ビジュアルを見たときは似たアニメのアイツを思い出してウッと(別に嫌いではない)なったが、この房伊田春人という男は相手を尊重し、わりかし紳士的な態度をとることができ、相手の気持を考えることのできる"いいオタク"なのである。
まあオズマとの会話のほうが重要だったのかもしれない。
私って…「お話」?
オズマとの会話を聞かれ、ノーナに嘘がバレてしまい、怒涛の設定資料集や小説、広告(おおー!ぴったりー!)、アニメ等を見たノーナが発した一言。その後のアイデンティティの崩壊に、Re:CREATORSを思い出す諸氏も少なくなかったことだろう。
Re:CREATORSではキャラクターが創作者との折り合いをつける。自分が経験してきた様々なことが他人にまで知られているのは創作者のせいであり、色々な姿を見られて恥ずかしい、というのは突き詰めれば結局そいつのせいだからである。
しかし、ノーナの前に立っているのは1人の、ノーナのことが大好きな良識あるオタクだ。ノーナをアニメのキャラとして以上に、一個の人格として愛している野郎だ。
「聞いてくれ、俺はキミが好きだ。…つまり、俺を始め作品を見た多くの人がキミを好きになったってことだ。」
「俺たちはキミと一緒に喜び、キミと一緒に悲しんだ。そしてキミの無事と旅の成功を心から祈っていた。」
「今やっと直接言える。忘れやしない、キミはひとりじゃない。」
かっこいいなあ房伊田春人!オタクが一度は言ってみたい真に心がこもったセリフがスラスラ出てくるのなんなんだ?どこでそのコミュ力は買えるんだ?
また、ここで普通の男なら「俺が」とか言ってしまいそうな場面で、あえて自分以外の視聴者のことをノーナに意識させるような言葉を吐くのが、彼のオタクとしての(ひいては人間としての)強度を感じさせる。房伊田春人、とても好感が持てるッ!
その他イチャイチャ
についてはもう語らない。全部かわいいからだ。アポロチョコのいちごの部分だけ食べてる2のかわいいとか、婚姻届持つのマジで一度はとか、独占欲かわいいとか…。
最後の女の子については妹だろう。幼馴染だったら跳満で殺す。
ともかく3話が楽しみである。原作1巻はこの記事を書いている途中に買ったが、ネタバレが嫌で、というかアニメで改変されているところをそのまま見たくて、まだアニメ化されているエピソードしか読んでいない。
ギャグのテンポもいいが、飛び抜けてギャグ自体が面白いわけではないので、ラブコメ路線がどこまでいい感じに進むか、経過が気になる作品である。